ウチの本。

ウチの本の話

ウチが発行してる本の紹介、およびよもやま話なんてなヤツを。
新刊発行ごとに項目追加するです(頒価は今日現在または最終的価格)。

発行済作品('05年5月現在)

季刊モホ面・創刊号
A5・表紙2色・28P・頒価¥100
'98/12/30第1刷、'99/5/5第2刷発行
記念すべき第1号は実はこの冬コミ当選が決定してから大慌てで制作したもの。だって初参加落選は前回受付番号取得のための通過儀礼ってぇのが定説、まさかスペース取れると思ってなかったんだもん。コンテントの構想はさすがに予め用意してはいたが、どれもうすボンヤリと頭の中で浮かべてただけだったので相当にヒヤ汗もの。
旗揚げ当日の朝は「ペラいし表紙は地味だしこんな色気もソッケもない本なんかみんな手に取りもしねぇんではなかろーか」とものスゴイ不安でしょうがなかったんだがフタを開けてみてビックリ。
5冊も売れりゃ御の字、程度の覚悟で臨んでいたにも拘らずその約10倍もの数が出るわ出るわ!正直オレ絶対かつがれてると思ったもんである。
あれよあれよと言う間にたった5ヶ月で我が人生に於いて初の再版。それでなくても完売の経験自体いままで1度しかないというのに。
ちなみに再版分では中トビラに「後期生産型」の文字が入りあとがきページが差し替えられているほか『ダメなやつら』の一箇所のベタの入れ忘れが修正され、裏表紙には再版モノにお決まりのポッチが2つ入っている。
在庫なし。イベントへは『第2号』との合本『スターターキット』を持ち込んでいる。
  • ダメなやつら
    第1話『身もフタもない話』」12ページ

    上記のような理由からさぁどうしようとばかりにとにかく描き始めて、その勢いで最後まで乗り切ってしまった第1話。その割にはまあ無難な出来…なんだろうか。サブタイトルは実はこのエピソードに限らずこの後すべてについても当てはまる気もしないでもない。
  • 約束の地
    #1『欠席』6ページ

    サイレントは一度ためしてみたかったのであるが大事な1話目からやる事もなかったか、とか言ってたら案外好評だった。いま見るとみんな顔が現在とまるでちがう辺りにいかにもロクな設定もたてずスタートした事情が透けて見えるかも知れない。
  • タイトル未定の企画ページ
    1ページ

    後の『空条さんのまぁこんな感じで。』となるコーナーの予告。『スターターキット』には収録されていない、今となってはレアな(なにが)ページ。この他に各マンガのスタートにあたっての挨拶みたいなページがそれぞれ1ページずつ、これも『スターターキット』では外されている。
  • 季刊モホ面・第2号
    A5・表紙2色・36P・頒価¥200
    '99/2/28第1刷発行
    創刊号の予想を裏切る出足に浮かれる間もなくとりかかった第2号は我ながらよい出来だった。ただ表紙の色が予想より若干暗い仕上がりになったのが唯一惜しまれるところか。この本のあとがきまでは私生活の面でもまあ順風満帆だったのが読み取れる。入稿直後から急転直下の1999年がパックリと口を開けていようとはよもや夢にも思わなかったワケで…。
    在庫なし。『スターターキット』に収録。
    季刊モホ面・第3号
    A5・表紙2色・36P・頒価¥200
    '99/5/5第1刷発行
    第2号入稿直後に突如あらぬ嫌疑でバイトをクビになり、次の働き口も見つからぬまま途方に暮れつつ作業にかかった第3号。この時期はマジに精神面がズンドコ状態、資金難のために活動不能に陥るんじゃあるまいかとそればかり気にしていた。そういった事が内容にあまり表面化しなかったのは奇跡かも知れん。まぁヤケに長い春休みを頂戴したんだと思えばいいや。
    在庫なし。『第4号』『第5号』との合本『ブースターパック・天蕎麦之章』に収録。
    季刊モホ面・第4号
    A5・表紙2色・36P・頒価¥200
    '99/8/15第1刷発行
    無事に新しい食い扶持にありつけたからなのか全体を通じ描線にも前号になかった余裕が見られるオレにしては完成度の高い出来。多分夏コミ初売りということで気合も入ってたんだろう。表紙色は若干沈み気味。もうちょい明るい赤にすべきだったかも。
    在庫なし。『ブースターパック・天蕎麦の章』に収録。
    季刊モホ面・第5号 A5・表紙2色・44P・頒価¥300
    '00/1/9第1刷発行
    創刊一周年記念号、8ページ増。これだけ不運続きなのならせめて冬コミだけでも受かってくれ、という魂の叫びも虚しく無情の落選。マジに涙が出て一週間ほど欝に陥った。早い段階から作業に入っていたので、あんまりシャクだから入稿は冬コミ合わせの早割に間に合わせてやった。浮いた旅費は2月の東京コミティア初遠征資金へ。
    在庫なし。『ブースターパック・天蕎麦の章』に収録。
    季刊モホ面・第6号
    A5・表紙2色・36P・頒価¥300
    '00/3/12第1刷発行
    はっきり申し上げてこの号は大スランプの中を半泣きで制作したため総じてグダグダ感が否めない。多種多様な要素がいっぺんに絡み合ってモノすごい淀みを生み出していたと思いねえ。この時期ほど一日が24時間しかないことを恨めしく思ったのも珍しい。必要としている人間には不要なヤツが分け与えるべきだと思う。キテレツ大百科さえあれば。
    在庫なし。『ブースターパック・地鶏卵の章』に収録。
    季刊モホ面・第7号
    A5・表紙2色・36P・頒価¥300
    '00/8/13第1刷発行
    今年に入って以来の慢性的な高密度スケジュールの中、這うようにして発行にこぎつける。っていうか現代社会にはありとあらゆる誘惑がそこいら中でてぐすね引いて我々を待っているものだと実感する。ここしばらく絵柄が落ち着いてしまっているのでそろそろ自分の中に変化が欲しいと思いはじめている(だけ)のが何となしに見え隠れしてるかも知れない。
    在庫なし。『ブースターパック・地鶏卵の章』に収録。
    季刊モホ面・第8号
    A5・表紙2色・36P・頒価¥300
    '00/12/30第1刷発行
    2周年記念通常号。この10月末に転居してからの作業だったためか全体的につくりが急いでいる。実質作業時間は過去最短の5週間強。手が速くなっての結果でなく単に乱雑になったせいであるから喜ばしくもなんともない。巻末では来年1年間で『別冊』3冊の刊行を予告し、当該期間の『季刊』の中断を宣言。いいのかこんなデカいこと言っちまって?
    在庫なし。『ブースターパック・地鶏卵の章』に収録。
    季刊モホ面・第9号
    A5・表紙2色・36P・頒価¥300
    '02/2/17第1刷発行
    1年間の『季刊』休養から復帰第1号目。ちょっとなにかと行き詰まりを感じていた矢先の休養だったのでこんだけ休めばいい感じに描けるだろうかと思っていたら逆に描き方を忘れていて必要以上に手間がかかったというオチつき。オチなのかそれは。
    季刊モホ面・第10号
    A5・表紙2色・36P・頒価\300
    '02/8/11第1刷発行
    とうとう10号の大台に乗ってしまった『季刊』の記念すべき通常号。という以外はかつてより以上にグダグダ感漂うなかなかの逸品で、これを機に季刊追いかけるのやめましたという読者氏もいるとかいないとか。いやまったくもって正しい選択だと個人的には思う。
    季刊モホ面・
    スターターキット

    A5・表紙2色・52P・頒価¥300
    '00/5/21増補改訂版第1刷発行
    創刊号・第2号の合本。描き下ろしはまえがき・あとがきと各作品の解説ページが1ページずつ。
    その他詳細は創刊号・第2号の各項目を参照。
    季刊モホ面・
    ブースターパック・天蕎麦の章

    A5・表紙2色・100P・頒価¥700
    '01/5/4増補改訂版第1刷発行
    『第3号』〜『第5号』の合本。しかし100ページか…。
    描き下ろしはまえがき・あとがきと各作品の解説ページがたったの1ページ。
    その他詳細は各号の各項目を参照。
    季刊モホ面・
    ブースターパック・地鶏卵の章

    A5・表紙2色・92P・頒価¥700
    '02/8/11増補改訂版第1刷発行
    『第6号』〜『第8号』の合本。
    『天蕎麦の章』同様、描き下ろしはまえがき・あとがきと各作品の解説ページが1ページ。
    その他詳細は各号の各項目を参照。
    別冊モホ面
    空条HYO太郎ヲ的実験小劇場・其ノ壱

    A5・表紙2色・28P・頒価¥200
    '00/5/7第1刷発行

    『シロクロ』 20ページ
    無性にアクションものが描きたくなって、その勢いだけを頼りに描き上げた短編。格別実験と呼べるほどの実験をしているわけでもない。あくまで個人的レベルでのハナシ。強いて挙げるならトーンを全く使わない構成にした点ぐらいか。
    作業中は自分のことを常に天才と思い込むようにしているのだがこればっかりはちょっと…。
    構想の段階でやりたいと思っていたことの半分ほども達成できなかった。素直に失敗作。
    在庫なし。『空条HYO太郎ヲ的実験劇場』にて再録。
    別冊モホ面
    空条HYO太郎ヲ的実験小劇場・其ノ弐

    A5・表紙2色・28P・頒価¥200
    '01/5/4第1刷発行
    『ドクハク』20ページ
    狂言回しとしてやってけるかどうかの一種の賭け的な意味合いも込めて(あとせっかく天下のCOMITIA初売だからということで)、この数年で自分の中に発生した様々なものを少しずつ。ワク線とセリフ以外全て筆ペンで作画。だからどうというものでもないが。
    それにしてもモノローグ調ってなんで多いかやってみて初めてわかった。ラクだからだ
    在庫なし。『空条HYO太郎ヲ的実験劇場』にて再録。
    別冊モホ面
    空条HYO太郎ヲ的実験小劇場・其ノ参

    A5・表紙2色・28P・頒価¥200
    '01/8/12第1刷発行
    『サイファイ』20ページ
    エピソードを思いついた時にはもっと大きな話になるはずだったのが気づいてみればまた20ページ。
    どうにもオレがSFを描くと本人の意図とは関係なく勝手に古くさくなってしまうようである。
    …なんかアレだ、今後は踏み込みの甘さをウチの売りにしようかしらとか。
    在庫なし。『空条HYO太郎ヲ的実験劇場』にて再録。
    別冊モホ面
    空条HYO太郎ヲ的実験小劇場・其ノ四

    A5・表紙2色・28P・頒価¥200
    '02/5/5第1刷発行
    『コスモメイドよし江』20ページ
    正直にぶっちゃけるとこの話は実質作業期間が2週間足らずだったんだが、なんというのか…やってみるもんだというか描く側にも萌えって大事なんだなあというか。ほら、構想10年とかより少林サッカーのほうが面白かったりするじゃん
    在庫なし。『空条HYO太郎ヲ的実験劇場』にて再録。
    青少年有害社会環境対策基本法案断固反対運動会
    A5・表紙2色・60P・頒価\500
    '03/2/23第1刷発行

    ものすごくくだらないきっかけで思いついたものすごくくだらない競技を真剣に描ききった向こう側の地平に何かが見えるのではないかとの一心でペンを走らせた、創作ジャンル移籍後最高ページ数の読切。
    まあ別になにが見えたわけでもなくブルマがいっぱい描けて幸せでしたぐらいのものであった。
    サウスパーク
    A5・表紙カラー・52P・頒価¥400
    '03/5/5発行

    ある日突然思い立って競作を挑むこととなった『うにへえ』青本嬢との2人誌。
    『公園』をテーマにお互い1本の短編(12P)を描き、それを交換しあいしかる後に互いの短編の続きとなるエピソード(8P)を描く。
    表紙でのハーモニーワークなどを通して実は両者の画風には思っていた以上に似通ったテイストがあったらしいことを認識するが、同時に両方ともかくの如き企画ものをやるには初動が遅すぎる短所を持っていることも痛感することとなる。
    完売。再版予定なし。
    8時02分発、3両目
    A5・表紙2色・60P・頒価¥500
    '03/11/16第1刷発行
    自分の中のなにかを解きはなち突如挑んだラブコメっぽいお話。『〜運動会』を更に上回り本編54ページ。
    これまで『実験』とか銘打っておきながら実はさほど実験らしいことなんてやってやしなかったんだと改めて思い知らされるほどに勉強になることが多かった気がする。なにしろネームと呼んで差し支えのないものを切ったのが今回になってやっと初めてだってんだからもう。
    あと投稿サイズからA5に縮小すると線が細くなって上手くなったように見えるのでこれからもやっていこうと思う。
    空条HYO太郎ヲ的実験劇場
    A5・表紙カラー・100P・頒価¥700
    '04/2/22発行
    『シロクロ』『ドクハク』『サイファイ』『コスモメイドよし江』の別冊4作と『バージョン4.2』『盛り盛り!あゆみちゃん』のゲスト2作をまとめた再録本。『サイファイ』のみ4Pの加筆修正あり。
    モホ面単独では初のカラー表紙。
    激斗!スク水中学校
    A5・表紙カラー・44P・頒価¥400
    '04/5/4発行
    昨年の『サウスパーク』に引き続きうにへえ青本嬢との2人誌。
    めくってもめくってもスク水ばっかり出るマンガを目指し各々バカと悪逆の限りを尽くす。
    1年の間にそれぞれ培ったマンガに取り組む姿勢みたいなものが何もかもパアになっているあたり企画としては頗る成功裡なのではないかと。
    ケミカルガーデン
    A5コピー・表紙カラー・32P・頒価¥300
    '04/8/15発行

    『そこはか通信』ふじーひろし氏原作の同名ショートショートをマンガ化。モホ面初のコピー誌。
    創作に移って以来の野望、原作つきマンガをやっと達成できたのがなによりの収穫。「キリオくんにメガネのビジョンが全くなかった」というふじーさんの感想からも氏のご要望「好き勝手にやって欲しい」はわりといい感じにクリアできたかと。
    鏡の部屋
    A5コピー・表紙カラー・32P・頒価¥300
    '04/12/30発行

    『ケミカルガーデン』に続き、ふじーひろしさんの同名ショートショートを原作としてマンガ化。 前作よりもかなり脚色部分を増やしてみた。
    作画面では今まで描いてきたキャラよりもひと世代上、20代中盤〜後半に見えるようあれこれ意識して描いたつもりなんだが…あんまりうまくいってないね。
    フィギュア大好き翔子ちゃん劇場版・ フィギュアモデラー翔子〜完全版〜
    A5・表紙カラー・84P・頒価¥700
    '05/5/5発行

    『うにへえ』青本が04年11月に発行した『フィギュア大好き翔子ちゃん』からのスピンアウト。2月にコミティア71と同日程で開催された『ワンダーフェスティバル2005冬』にあてこんで制作した『前編』がまさかの即日完売となったため新作部分『後編』と青本による元ネタ『原作版』を一挙収録し、『ワールドホビーフェスティバル有明12』と同日程で開催されたコミティア72で発行。前後編あわせて56Pは密かに読切最長。


    ゲスト寄稿作品

    マッチ売れよ少女
    '00/12/30 「柊茶屋」発行『Souther』所収・4ページ
    本当ならあと1年早く発行されるべきだった本なので描いたのもきっかり1年前。いわゆる「自虐ネタ」であるがネタ的にはわりかしきれいにまとまったかも。昔の絵である点に目をつむればまあ合格ではないかという。
    バージョン4.2
    '00/12/30 「まるちぷるCAFE」発行『Replicant Dream』所収・4ページ
    なんか古くさいSFが描きたくて描いた話。描き分けが不充分なので年齢が高いバージョンに置きかわっているのが伝わりにくい。
    『空条HYO太郎ヲ的実験劇場』に再録。『ギャラリー空条』にて本編webバージョン、『Fla面』にてFlashに再編集したものがそれぞれ見られます。
    盛り盛り!あゆみちゃん
    '02/8/11 「まるちぷるCAFE」発行『TA.BE.RU』所収・4ページ

    『食』がテーマの企画本ということでイロモノ担当の空条としては女体盛りの神秘をあっけらかんと描かねばなるまいと勝手に判断、一人で本の品位を失墜させる結果を招くことに。まあはじめからそれも狙いのひとつだったので成功といえば成功なんだが。ちなみに今作で初めて線画以外をデジタル上で制作。時間ばかりかかってロクな事にならなかった。
    タイトルは「もりざかり」と読むべし。『空条HYO太郎ヲ的実験劇場』にて再録。
    天高く馬肥ゆる『そうさく畑49』耕作記・旅情編
    '01/1/28 『そうさく畑49』パンフレット所収・8ページ
    畏れ多くも公共の出版物に描かせていただくこととなった最初の作品。「なんかお上品にまとまってていつもの空条らしさがない」とか色々言われたがこっちの身にもなっていただきたい。さなきだに慣れない投稿サイズで緊張してたのだからして。
    ギャラリーページにて無断公開中。