EOS R5オンボードカメラ化計画

やっぱドライブ中の風景はいい画質で録りたいけどそのためにGoPro導入もちょっとな…などと考えてたある日。
そういやうちのEOS R5くん動画撮影できるわ!動画なんて全然撮らないから忘れてた!
というわけでR5ボディとRF24-105mm/F4 IS Lで1.5kg近い構成をがっちり固定する方法を模索スタート。

よくあるフロントガラスorダッシュボード上に吸盤タイプのアームで固定する方法はハスラーの勾配強めのフロントガラスではクリアランスが取れなさそうだし、ダッシュボードには日焼け防止のマットを貼ってるのでスペースがない。よって却下、というかそもそも吸盤というやつをまるっきり信用してないんで考慮さえしてないです。

こういうやつ。全然信用ならない。

ヘッドレストにアームを固定して伸ばす方法。悪くはなさそうだけど縦方向の振動に弱そうだし使ってない間もヘッドレストからアームが生えてるのがなんか気持ち悪い。フルフラットにもしづらいし。却下。

こういうやつ。DIYなら安上がりでできそうだけど…不格好だし振動時の金属ノイズひどそう…。

で考えついたのがインテリアバーからアームをおろしてコールドシューで固定する方法。ちょっとお予算かかっちゃうけどこれならインテリアバー自体に汎用性あっていいかも!!

さっそくサイドバーとハンガーバー、その取り付け金具とアームを購入。

・サイドバー…カーメイト 車内収納 クロスライド シリーズ サイドバー 軽自動車 コンパクトカー 用 左右セット NS123 シルバー

・ハンガーバー…カーメイト 車内 収納 ハンガーバー 【S】 2本セット クロスライド NS126

・取り付け金具…カーメイト 角穴アダプターS IF52

・アーム…SMALLRIG マジックアーム 11″インチ関節式アーム(275mm) モニターアーム 耐荷重2.8KG コールドシューマウント装備 1/4-20ネジアダプター装備 -1498B [並行輸入品]

・クランプ…SMALLRIG スーパークランプ 蟹バサミクランプ 15-40mmパイプクランプ ロッドクランプ 多用途クランプマウント-735 [並行輸入品]

アームは似たような製品があちこちから出てるけどSMALLRIG製ならまあ心配ないだろうと思ってこれにしましたがこれで2000円ちょい!?と驚く程度には作りがしっかりしてます。
中央のロゼットジョイントについたハンドルが両端のボールジョイントにも連動してて、ここを締め込むだけでボールジョイントも固定される仕様。3箇所いっぺんに締まるので思った角度で固定するにはちょっとコツが必要だけど、代わりに保持力は充分。耐荷重公称2.8kgということで激しい縦揺れでもレンズの重みで俯いたりすることはなさそう。

さっそく取り付けていきます。
まずは後部座席のアシストグリップを樹脂ベラやマイナスドライバーを使って取り外し。

空いた穴に角穴アダプターの受け金具をはめ込んで…

10mmソケットでアダプターを取り付け。アシストグリップの位置でサイドバーを取り付けるには必須です。

あっという間に取り付け完了!
写真ではすでに三脚で補強してますが、アームのみでは右左折で発生する捻りモーメントとギャップを踏んだ後の振動が消しきれないのは如何ともしがたく。

こっちが三脚補強前。

こっちが補強後。うまく固定できました。
京都産業大グラウンド裏のド派手にガツンとくる橋桁の継ぎ目(速度や進入角度次第ではドラレコのGセンサが事故と誤認して録画ストップするぐらいの衝撃が来ます)でもビクともせず。
RFレンズとの協調ISがバッチリ働いてサスの沈み込みを綺麗に打ち消してくれてるのもよくわかるね!

録画スタート/ストップはiPadでWi-Fi制御。
動画撮影はとてつもなくバッテリーを消費しちゃうのでラゲッジルームのシガーソケットからUSB-Cで給電します。
タブレットホルダー付属の滑り止めラバーの余りはハンガーバーに巻いてクランプのキズ予防&振動軽減。
ちなみにR5はUSB PD対応・出力30W以上でないと給電できないためご注意…。
うちのはコレです。

暖かくなったらまた奥比叡ドライブウェイとかマキノのメタセコイア並木とか走りに行こうっと。

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