さてPart2いくだばよー(録画してあった空モモ消化しながら書いてるらしい)。
あんまり関係ないけどこの日は会場である神戸国展のすぐ隣にあるワールド記念ホールでハロウィンのダンスパーティーイベントが催されてたらしく駅前にハロウィンっぽいコスやメイクでキメた人が大勢いてさすが神戸はシャレオツな街やのーと思いまった。
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使用カメラ・レンズ:キヤノンEOS50D・TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical(一部TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1)
『産婦人科M』のオリジナル、BIENE。
とんがったフォルムを持ったオリジナルの造形ディーラーはこの数年間一定の率で見るんだけど、「面白いものを作るなあ」という評価はあってもそこから一歩進んだ「手元に置きたい=売れる」というかたちで評価を得ているのはたぶん今も昔もその中のごく一握りじゃないかと。
電子舞熊猫。
こればっかりは買って読めば作家性含めた魅力をほぼ全て享受できるマンガやイラストと模型の間にある決定的な差で、それを埋めるにはもう塗装済み完成品(現在なら最低でもカラーレジン)で販売する他ないのかな…と思っちゃうわけです。
デュラララの首なしライダー、Nightmare In Knight。
ガレージキットはもうある程度アートと呼んで差し支えないところまで来てるんだけど、受け手の大部分はまだホワイトレジンをキャンバスとして楽しめる境地までは達していないし、「そうなって初めて面白さがわかるんだ」という主張もわかるけどそれがマジョリティになってしまったらもう業界全体が先細りしていっちゃう。
LOVE ME/式波アスカ・ラングレー。
で、実際自分もこの作品群の中でこれがいちばん魅力的に感じちゃうんだよね。
こーゆーとこ所詮ガレージキットは――というかガレージキットイベントはまだまだファングッズの即売会にすぎないのかもしれないなあ、とか出口のないことをつらつらと考えさせられるのであります。
ただファンアートとしてのまとまり具合はホントに確かだと思うんで、このアスカをきっかけに作家性に固定客がついたとしたらそれはそれできっと幸せなことだろうとも思ったりするわけですよ。
『つるぎや』宇宙服少女(橙)。
どこか懐かしくもありながら新しめの意匠も取り込んだ不思議なデザイン。
ここ!という見どころらしい見どころは正直それほどないように思うんだけどやけに心惹かれるのは無駄のないラインとフィニッシュの技術ゆえかしら。
シルバーのアクセントがうまい具合に効いてて一本調子になってないところもいいなあ。
『Y氏の部屋+いさか屋』初音ミク4周年ぷちでびるバージョン。
ディスプレイ可愛いのにデフォルトでぱんつ丸見えでちょっと吹いちゃった。
どっしりした構えが実にかっこいいロボット刑事。
このフォルムでザボーガーみたいな感じのリメイクやってくんないかなあ。
当時もののスーツのくたくた感を余すところなく再現する方向も好きだけど、こういう「きっとこんな感じがやりたかったはず」或いは「子供のころはこう見えてた」的にイマジナティブな造形には世代関係なく訴えかけるものがあるよね。
萌えゲッター1。
えっゲッター1って別にそんなデフォルメしなくても可愛いじゃんとか思った。
『カルガモ』駆逐艦雪風…といっても「Battleship Girl -鋼鉄少女-」の方の雪風だよ!こっちが先!
『カルガモ』で委託販売されてた『温泉天国』エイミー。
むっちりというより柔らかそうな感じ。
『HEADLONG』雷電。
アーマーと刀はデジタル原型だそうで、その精度が手原型の有無を言わせぬ迫力との絶妙なハーモニーを生み出してます。
簡単に言うとかっこよすぎて脱糞しそう。
そしてそしてなんとこれが完成品で発売予定だという。すげえ時代になったもんですな!
『アーニトル』のDr.Cannibalは以前の胸像から全身像に。
そのせいかなんなのか冬のWFでは販売許可が下りなかったとかなんとか…。
前に撮らせてもらったデニーロっぽいおじさんといいよく似た別人だなあ…。
『熊猫工務店』アルペジオのメンタルモデル・タカオさんと重巡高雄。
っていうかこれ高雄の方がディスプレイの主役なんじゃないのってぐらいガチに作り込んでありますね…。
エッチングとレジンパーツがふんだんに使われててこっちにばっかり気が行っちゃった。
ガルパンで戦車プラモを展示するディーラーが増えたように艦これフィギュアもこんな感じで実艦プラモが横に添えられるようになるんだろうか。なるといいな。なれ。
『TAIL-SLAP』ささみさん。
見てなかったからわかんないけどサメが踏んづけられてるのは因幡の白兎だからだったのね。
見てなかったからわかんないけど因幡の白兎ならこのあと真っ赤にひん剥かれたんだろうか。
よく見ると口の中に目らしきものが。
Part1で紹介したすごいデジタル原型の1/35の次はすごい手原型の1/35を。
『ATELIER HIRO』のあんこうチーム。
ちゃんと一人一人にドラマが用意されてるのがいいね!
ガルパンのキャラはチーム単位で揃えてなんぼって感じがするから余計に1/35との親和性も高いんだろうなあ。
眺めてるだけで笑顔になれるからすごい。
元から戦車模型が好きでガルパンにハマった人にはたまらんアイテムじゃないかなこれ。
ノールックでおやつ食べてる冷泉さんがまたよろしい。
サンダース付属高校の3人。
ポーズは次の写真と全く同じなのわかってもらえるかしら。
1/35は小物も乗り物もむちゃくちゃ充実してるから既に持ってる人ならさらにプレイバリューを感じられることでありましょうなあ。
「模型を活かす」ってこういうことなのかもしんない。
こっちは『ナイトウモデルズ』のあんこうチーム。
これもすぐにIV号戦車とからめられるポージングがされてまする。
ゆかりんはこれまたミリタリ系プラモとからめやすい1/20スケール。
これがさおりんなら野戦炊飯セットあたりとからめて遊べてやだもーだね!
こっちも1/20、「大砲とスタンプ」マルチナ中尉。
ちゃんとスタンプが足元にいるので床には足跡描かなきゃね。
『Vol.12』これも机の上で戦車道やるには不可欠なアイテム、 1/35判定装置。
1/35でガルパンネタやってるディーラーはどこもみんな心から楽しんでる感じがしてとても微笑ましいですよ。
…ってな感じで目が1/35に馴れたところへ『コブラ会』の西住殿とさおりんのまあでけえことでけえこと。
まあでけえ分だけお腹のあたりのメニアックな造形を楽しめるんだけどね!
本日のお買い物その2。『猫鯖のパテ缶』レーザー刻印の艦船ネームプレート。
何故か某これくしょんっぽいラインナップだけど気にしてはいけない。
誰…もとい何を買ったかって?勿論もがみんですよ。
Part3に続くのじゃぜ。